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のんびりいこうよ

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2006年 11月 12日

秋の錦市場

秋の錦市場_e0036151_191713100.jpg

10月になっても京都は半袖で過ごせた。暑さに弱い母は、11月になると、待ちかねたように錦市場へ行こうと私を催促する。
鮭と、塩昆布と、お昼ご飯がお目当てらしい。
土曜日の9時半は、まだ京極も人通りがすくない。今だ、とカメラを構える前を、デジタルカメラのにいちゃんが、邪魔をする。と、すぐに前を歩き始めた。
コノヤロ!と内心舌打ちをして、ヤツが目障りにならない程度まで遠ざかるのを待ってシャッターを切った。

錦通りも土曜日の午前中はあまり人に会わない。この時間帯は料亭などから買い付けに来ていて、我々素人の歩く時間ではないのだ。

笹山の名産店があり丹波の黒豆で出来る商品をたくさん並べてあった。わたしが、じっくり見ようとしたが、母は構わず鮭を目指して歩く。
秋の錦市場_e0036151_19173717.jpg


お昼は池政で。

メインは蕪蒸し。昆布を敷いた上にアマダイを置き、百合根、ぎんなん、きくらげ。その上にかぶらのおろしたのを載せて、紅葉生麩の上から銀餡をかけ、摺りわさびを、止めてあった。

菊菜と、薄揚げとシメジの白和え。

炊き合わせは、菊の形の大根、紅葉の人参、小芋、菊花かぼちゃ、水菜と揚げのたいたん、大徳寺麩、巻き湯葉。

ムカゴと栗のご飯。栗はくちなしで色がつけてあり、白ご飯に少し黄色が移っている。ほんのわずかな塩味のごはんだった。

お漬物は高菜のしょうゆ漬け。

写真は撮り忘れ。つい、食べてしまったのだ。

by coppoumon | 2006-11-12 19:36 | Comments(4)
Commented by とらさん at 2006-11-13 12:45 x
昔ながらの市場って独特の雰囲気と活気がありますね
o(^-^)o

僕の家の近くにも昔からの市場がありますが、後継者がいなくてシャッターを下ろしている店が増えていくのを見ると寂しさを覚えます
(∋_∈)
Commented by coppoumon at 2006-11-13 19:54
とらさん、昔からの市場でシャッターが下りていると、本当にわびしいですね。
商店街でも以前からずっとそのまま、という店が少なくなってきましたね。
我々が長生きしてきたってことでしょうか。
Commented by mitsuketai at 2006-11-16 15:48
やおやの二かいには行きましたが、池政さんは存じ上げず…
やはり、京都通の情報にはかないませぬ…(苦笑)
Commented by coppoumon at 2006-11-16 21:22
隊長
やおやの二階は美味しいですね。やおやの二階の向かいの建物で、かす汁定食を食べたこともあります。デザートが選べるので好きです。

池政はデザートがつきません。狭い間口で、大将が座り込んで根菜に細工をしたり、かぶらをすりおろしたりしています。
それを料理屋の女将さんなんかが買っていきます。偶に値段が耳には入ります。

私は、素っ気無い池政が好きです。


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