2007年 03月 03日
カメラ屋で、フィルムを現像に出そうと、カメラのフィルムを巻き戻していたら、オーナーが、めずらしいですよ、今、フィルムを巻き戻しているのを見かけるなんて・・と声をかけてきた。 フィルムでなければ巻き戻せないことの方が多いのだけれどなあ・・毀誉褒貶、七転八倒、好調不調・・身の回りでは色々と起こったとしても、今が一番大事で、一番大切にしていたいことだと、今更ながらに思う。 心斎橋の西側に、そごうの駐車場や、そごうなのにすき焼きを食べさせる料亭のような建物があった。 そこにイギリス製のアンティック家具の店があったはずだと、覗こうとしたら、いらっしゃいませ、と声をかけられた。 1900年代のフランスのきちんとした家具、置物、置時計、ガラス器等を揃えてあります。と店主の男は言う。 ははあ、代替わりしたのだ。 前のイギリス家具は?とは、尋ねなかった。 フランスのエレガンスさやエスプリが店内に置かれた商品から嫌というほどに感じられる。B級骨董とは、一線を画していながらも、ちょっと無理して買えそうな価格がぶら下がっていた。 そっくりコピーして新しく作ってもらった方が、乱雑に使えそうなもののはずなのに、そうは行かないところに骨董好きの人の醍醐味があるのだろう。 私は正直骨董は、それほど好きではない。 巻き戻せない何かがあるときには、骨董で収めることはある。 ノスタルジー 私は、どの時代が懐かしいのだろう。
by coppoumon
| 2007-03-03 23:12
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