2007年 06月 30日
6月が終る、と表題を決めてあっと思った。半年が過ぎたのだ。 和菓子屋には、水無月、今日で終了します、と朱書きがしてあった。 夏越か・・・。 高槻に氷室という地名が残っていて、その先は土室(はむろ)といった。広がった田んぼと、少しの新興住宅地があった頃の話で、それから40年近く経過した今は、どうなったのか全く分からない。 実際に氷室を見たのは1974年、仙洞御所を見学したときのことである。 貴族は、夏に氷を食べることが出来た。 三角に切って蜜をかけたのであろう、との説明であった。 すこし、下々のものは、外郎を氷室の氷の形にこさえてイメージを楽しんだと。 なぜか夏越の水無月は、旧暦ではなくて、太陽暦だ。 和菓子はすでに葛をふんだんに使ったものに変わっている。 私は紅餡を葛に閉じ込めた水牡丹を好きであった。 京都で水牡丹を探すが、軒並みに作られているわけでもなく、それぞれの店に矜持するところがあるかしてあまりお目にかからない。 知っているのは鶴屋吉信と永楽屋。
by coppoumon
| 2007-06-30 20:48
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