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のんびりいこうよ

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2008年 12月 25日

御名メリークリスマス

12月23日、五条坂で用事が済み、立ち寄った浪川菓舗はシャッターが下りていた。

隣りの喫茶店でコーヒーを飲んでくつろぎ帰ろうとしたら、「今日は、お隣、お休みどっしゃろ。さっきまでお隣の奥さん、ここにいてはりましたんえ」とママさんが声をかけてくれた。
「どないだす。ほしいものも、おありやったんでしょ。電話してみますわ」ということで、シャッターを開けていただいたら、みなさん仕事中。

こんなレアなお菓子があるとは思わなかった。
御名メリークリスマス_e0036151_10371477.jpg

御名メリークリスマスと、雪だるま

24日、燭下礼拝ののあとのパーティーで演奏を言われていたので、手土産にそっくり下げて行ったら、いつものご婦人が入れ子になったお茶碗を持参してこられてお茶をたてておられた。

皆さん雪だるまに手が伸びて瞬く間にきんとんもなくなってしまった。

ここの餡の美味しさは絶品。

箱に、とお願いしたら、雪だるまが高さがあるので、とわざわざ別のケースを用意してあった。

この和菓子を持って、お隣の喫茶店にお礼に寄ったら店じまいをしておられて、お客さんがいなかった。

お礼に、とピアノを弾いた。
「愛の賛歌」

ママさんが、いやぁ、越路吹雪やわぁ、と喜んでくださる。

そうだ、越路吹雪の先生は松井八郎。
わたしは、幼いころレコードの流行歌の中のピアノの部分によく耳を傾けてあこがれた。
それは、松井八郎氏の演奏だった。


クリスマスイヴのその前夜のできこと。

by coppoumon | 2008-12-25 10:43 | 京都 | Comments(2)
Commented by おはな at 2008-12-26 11:57 x
なにもかもが心ほのぼのしてしまうエピソードに包まれた一日じゃったんじゃねえ。

締めくくりの愛の賛歌のエピソードでおはなまでその中に溶け込んだような気持ちじゃったよ。

ありがとうコップさん☆
Commented by coppoumon at 2008-12-27 20:22
おはなちゃん、京都は不思議な出会いの街じゃけんね。
一歩中に入ったら、楽しいところがいっぱいあるんじゃけえ。


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