2009年 01月 02日
子供のころ元日の午前中は家を出してもらえなかった。 外を歩き回るなんて、とんでもないことだったのだ。 何だろうとおもうが、元旦の朝は祝い膳のはずだから、そういうものだったのかもしれない。 元旦は「主イエス命名の日」ということで、ミサがある。 ちょうど、オルガン当番に当たっており、ミサの後、雑煮と御節が持ち寄りでふるまわれた。 そのあとで、京都に出る約束をしていたので、JRに乗り、地下鉄に乗り換えて北大路へ行き、た鷹ヶ峯に行く「北1」というバスに乗った。 大学に入った年の土曜日が葵祭だった。その時上賀茂まで行列を見物に行き、鷹ヶ峯に来たのが初めてたっだ。 その20年ほど後にも、光悦寺を訪問しているので、今回は3度目ということになる。 今は市街から外れた感がしないが、古い造り醤油屋の建物や、材木を扱っているらしい民家の格子をみると、街中からはずれたなあ、と、思う。 そうして、この家の前のゆるやかな坂を上って行くと、突然谷底に降りるように山を下り、また山を登る。 そこが若狭への古い街道である。 鷹ヶ峰は美しい形をした山で、隣には少し大きな相似形の鷲が峯に続く。 光悦寺の庭から見るこれらの山々は美しい形をしているが、松の木が5割ほど立ち枯れて赤茶けていた。 源光庵は40年ぶりだ。ひっそりとした寺で誰もいなかったが、今回は解体修理がされて、観光客が切れることなく訪れていた。 対応されておられたご住持は、どことなく寒そうだったが、建具を払って、窓も開けておられるのだ、と建物を拝観するときに知った。 悟りの窓をアップしておく。
by coppoumon
| 2009-01-02 20:53
| 京都
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