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2010年 01月 27日 ( 1 )


2010年 01月 27日

京都巡り

日本酒を郷里に送るように親に言われた。

伏見の酒は「女酒」であり、対して灘の酒は「男酒」といわれる、と、ものの本にあった。
私は日本酒を利き酒できるほどでもないし、薀蓄もないが、初めて出会った伏見の酒は「琥珀光」だった。
芳醇さはあるが、まろやかな酒では決してない。

振袖、日の出盛り、都鶴、黄桜、月の桂、玉の光・・・こういった酒を好んでよく飲んだ・・・とぼんやり考えていたら、七条、とアナウンスがあって、慌てて特急を降りた。
伏見に出かけるはずだったのだ。
まあよい。デパートに行けば良いのだから。

電車を乗り換え、五条で降りて、宮川町から松原通りへでて、「のと正」のいさざ、あゆ、小鮒の佃煮を見る。氷魚はなかった。
ちりめん山椒と、シジミの佃煮を求め、珍皇寺へ急いだ。
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夕日が珍皇寺の境内をかろうじて照らしている。
迎え鐘を引いて閻魔様にご挨拶。
相変らず、目を見開き、口をカッと開いて営業用の形相をしておられるが、なんとなく緩んでいるように見える。
世の中はさかさまだもんなあ・・顔ばかり笑って、作り声で外側ばっかり繕う人の多いこと・・と閻魔様の声が聞こえてきそうだ。
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本堂になっている薬師堂に夕日が差していたが淡い朱鷺色が消え始めた。
江戸時代そのままに南面する障子にはガラス戸を入れていないが。分厚い和紙が張られている。

名が示すように薬湯の振る舞いなどもあったであろうこのお堂の前は開放的で拒絶されるものが何もないことに改めて気づく。

東大路からバスに乗り、四条高島屋の近くまで来ると、闇がせまる気配がしていた。

冬至からおもうと、80分ほど日暮れが遅くなった立春前の、京都。
四条大橋から南側の団栗橋をみる。
あの橋を東に渡ると建仁寺。
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by coppoumon | 2010-01-27 23:36 | 京都 | Comments(4)