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のんびりいこうよ

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2019年 10月 20日

悪いということ

左手の怪我も8年目に入ると、不自由さから開放されつつある。
利き手だったので、とっさに何でもやってしまおうとして、不器用だなあ、と思う程度の回復度である。

ピアノは短距離走を、マラソンでやるような運動だが、左手はまだマラソンができない。瞬間に難しいことなら抵抗なく出来るが、同じことを何度も繰り返すことはできない。

ところが、字の練習をしていて、何度も同じことが繰り返せない、ということに気づいた。

小学3年生の生徒さんのレッスンの時に、右手を使って「横長の四角、中とか、悪とか、貴とか、書きにくくてしかたがない」とこぼしたら、「私は、いままでたくさん書いてきたから、スっと書けるけど、先生、右手で始めたばかりだから、だんだんできるようになりますよ」と「中」「貝」を上手に書いて見せてくれた。

仕事先で、書道の先生とお会いすることが、年に数度あるので、字を教わる。先生はたぶん憐れみで以って、私の字を見ているのだろう。

左手に戻しはったら、どうです?
いえ、手がしびれてきて長時間は書けませんから、右のほうがよいです。せめて、名前くらい書けないと。

ひらがなを初めて、見ていただいた。実際はあいうえお・・で立ち往生である。

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もうすぐ年賀状の時期。年長から書き始めると1931年生まれの齊藤さんから始める。

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余りにも書きにくいので、精一杯大きな字で練習する。


親しい人たちは「今のままがいいよ。面白いから。なまじ練習して普通の字にしないほうがいいんじゃないかな」と笑う。

ずいぶん、悪筆なのに。

悪趣味。
悪食。
悪筆。

そうか、私の身上はこの三悪だったのか・・・・悪筆でなくなったら、私としての良さがほぼ消滅してしまうのか。と気づく。

ま、いいか。









by coppoumon | 2019-10-20 06:38 | Comments(0)
2019年 10月 12日

台風で禁足

台風で、なにをしても外の音が気になる。

なんだかなあ・・と絵の掛け換えをしてみた。

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ピアノの部屋にピアノの絵など、わずらわしい、と思い込んでいたが、そうではなかった。
二つとも同じ作家の絵である。

年に一度、買うか、買わないか・・と思案する時期に来た。相当ご高齢だからやはり手に入りそうなら求めるべきか・・。

母のところに、お姉ちゃん・・といいつつ、毎日遊びに来ていた近所の方が入院。もと刺繍屋さんを切り盛りしていたから、糸で遊ぶのは日常のこと、と入院中もせっせと毛糸を編んで、出来上がると一人で笑い転げて、見舞いに来る人に差し上げている、という。
もちろん私も、お見舞いに行き、お土産を貰ってきた。

来年の干支やなあ・・

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こんな気性のネコなら、ネズミに追い越されるのも納得がいく。



by coppoumon | 2019-10-12 22:59 | Comments(0)
2019年 10月 03日

ジャケット

20歳の頃、演奏服を誂えていた服屋が、替え上着を勧めてきた。

どんなものを着ても似合うと、服屋がおだてるのを、選んだのはチョコレート色のもので、よほど気に入って着ていたため、シルクの裏地が傷み、張り替えてもらい、また着続けた。



パイピングにシルクの裏地のなごりがあるが、とりおいてあった共地はさすがにヴィヴィッドである。
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週末はこれを着て、よく出かけた。
着用している写真があった。21歳の頃である。
ネクタイ合わせが難しいので、探し歩くのが楽しみだった。
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今回両袖の裏地を取り替えてもらい、気に入れば甥っ子が着るだろうし、そうでなければ私が羽織る。
イギリスの服は、おじいさんの着用したものを解いて仕立て直したものを孫が着る、という。

なるほど、と私も思う。

のちに、神戸三宮のテーラーに、この服の色違いの生地がボディにかけてあった。
ブルーが赤になっていた。

なんとなくビートルズ全集のLP盤を思い出して、クスリと笑った。


by coppoumon | 2019-10-03 22:27 | Comments(0)
2019年 09月 09日

あばたもえくぼに、なれるか?

鍵盤はピアノの顔だと思う。
子供の頃は白黒と行儀よく並んでいるのを見て、これが羊羹だったら、という妄想から離れなかった。

鍵盤を見るのを好きである。
黒鍵の微妙な幅。鼻先の角度。面取りされた部分。
白鍵の一番手前の面のとり方、指へのさわり・・・カメラのシャッターの音がそうであるように話し始めると、なかなかに深い。

うちのグランドは3代目。特注で、象牙が貼ってある。芯材のよいところと、調律師は言う。
黒鍵は黒檀。という約束だった。
黒檀ですか?・・・いや、黒檀の種類なんでしょうが、塗装をしてありますね・・と調律師は言う。

仕様変更か・・

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蓋に隠れて見えない部分は、象牙の長さがマチマチ。
黒鍵の奥は、黒のラッカーがはみ出して、夏休みの工作のようで、可笑しい。
高額な代価がこれであるから、よい宣伝になる・・かな。

楽器はどの部分をとっても、美しくなくてはいけません・・としきりに広告をしていた製造会社の特注品。

出来上がる頃、一本の電話があった。

どのように致しましょう、フランス風の音がお好みか、それともドイツ風の音色を希望されるか・・・

ああ、びっくり・・そんなんできまんのんかいな・・と内心驚いて咄嗟にでたのが、「ドイツのピアノならあります。
フランスのピアノも、生徒さんのお宅にはプレイエルがあるので、自由に弾かせてもらえるのです。
それで、もっとも、御社のピアノらしいこれこそ御社のピアノの音、といえるような音作りにしてください」

分りました。

届いたら、なんの変哲もない電子ピアノの音がして、また驚いた。

弾き込んで、ちょっと、ピアノらしい音になるのに、何年かかっただろう。いまだに余り好きになれない。
サウンドボードの真ん中に潜むこの魔物のことも好きになれない。こいつが歌うのか?
あわよくば追い出してやりたい。

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下の画像は、もう一台のピアノの鍵盤。材料も、こちらのほうがよさそうだ。

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by coppoumon | 2019-09-09 13:22 | Comments(0)
2019年 08月 14日

お盆です

おぼん・ce'st bon ・ドボン

気づくと、ゲネプロだった。
通し練習の最後、モーツアルトの友人だったクサヴィエル:デューセックの クラリネットとクラヴィアのためのコンチェルトを弾くことになっているらしい。
夢だからそんな曲もありうる。当然、曲は聴いたこともない。

クラリネットは友人のトラちゃんだったので、リラックスして演奏していると、本番になっている。
あれまあ、装飾音を増やしながら弾くので、トラちゃんが今どこかわからへん・・と小声でつぶやいた。わたしは、ステージ脇の飾り壺の装飾をみて、指が勝手に、壺の装飾を、音でなぞり始めているのだ。

あかん、脳からの指令が届かへん。指、誤作動を起こして、しょうもないフレーズ弾いている・・・トラちゃん、小節の頭だけ追っかけて・・・・

クラリネットは、いつの間にか助っ人に代わっていた。

演奏終了後、指揮者が、ふ~ん。とてもよかったよ、という。
そうだろうか。えらいすまんことで‥とクラリネット奏者に詫びを入れて、打ち上げパーティーのテーブルについて和やかな雰囲気のところで、現実に戻った。
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ヘ長調だったなあ・・・・楽しかったけれど、クラには申し訳なかった。

いやいや、あの音楽は、私の中でしか響いていないのだから、私が作った音楽に違いない。
消えてしまったのがちょっと残念だ。





by coppoumon | 2019-08-14 09:17 | Comments(0)
2019年 08月 06日

残暑お見舞い申し上げます 2019

              
                       残暑お見舞い申し上げます

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                あまりの暑さに、殆ど引きこもって暮らしています。
               夏になると、戦記ものを読むように心がけているのですが、今年は、
              林康夫オーラル・ヒストリー・アーカイヴ(口述記録)を、時間をかけて読み
              ました。

              白井半七さんのお弟子さんだった友人の、結婚式でお目にかかった
               ことがありますが、林康夫氏は陶芸家です。同名のお医者さんでは
               ありません。

              この、絵高麗の器は、45年ほど前に求めたものです。
             
               前後して、国際的におおきな賞を頂かれてからは、オブジェを主に
               製作されるようになりました。

               お菓子は、大阪十三・永楽屋寿浩「若鮎」です。

               鮎やうなぎなど、取り召され、お体、ご自愛くださいますよう。


               avec COPPOUMON




   
             


by coppoumon | 2019-08-06 22:14 | Comments(0)
2019年 07月 16日

記念日 7月14日は何の日?

7月14日は何の日?

フランス革命の日なのだが、私の中で7月14日に何があったか、何をしたかを正確に覚えているのは2件。

ひとつは25年以上前に、シャピュイ先生がこられて、フランスのオルガン音楽の講義、演奏を10年にわたって開催してくださった、その初めの日。

もうひとつは、あまりにも個人的なことで書かない。書かないと、このさき、それが何だったかも、わからなくなりそうだが、いまのところそういう恐れはない。

さて、今回、3件めが加わることになった。

15日朝、8時にパソコンをたちあげると、99999 という数字が並んでいた。9時を回って100000 になった。

午前中は、そのあと二人のお客さんで、14日は都合10名の方がこられた。


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2005年7月インフォシークから引越しをして、まだ、画像がアップできない時代で、ここに来て動画をアップできることになって驚いた時代の真っ只中をすごした。

ここを尋ねてくださった、延べ100000人の方々に、あつくお礼を申し上げます。

最近携帯レンズでしか、画像を載せていないのに、たくさんのフォトグラファーの方々に「イイネ」を頂戴して恐縮です。

時間を止めて、いつまでも佇んでいたいところをテーマに、これまでと同じペースでブログを更新できたらいいな、と考えております。

どうぞよろしくお願いいたします。











by coppoumon | 2019-07-16 09:23 | Comments(0)
2019年 05月 22日

お祝いの会

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by coppoumon | 2019-05-22 17:36
2019年 05月 19日

茨木を歩く 2019 晩春

茨木には、心斎橋通りがある。
心斎橋通りは梅林寺への参道でもあったようで、茨木神社の門前町とクロスする。
茨木神社の門前町・・そんなものあるのか?といわれるが、あったのだ。いや、名残があったのだ。食堂とか、饅頭屋とか。

その、クロスするところで立ち止まった。

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赤い柱に屋根が付いているが、この商店の書割はそのまま。
屋根などなかった。
雨の日はどうやって商売をしたのだろう。

ひとつ、紙屋さんがあった。いろんな種類のちり紙が山のように積んであって、まだクリネックスティッシュの時代ではなかった。

画像の左手は、二階建て商家で、「ニチイ」という店名だった。
木製の階段を上がると、段ボール箱を区切って、男物の下着類を並べてあった。

実は昼食をとることができそうな店を探しているのだが、ない。
悲しいくらいに、喫茶店すらない。

ついに阪急まで歩く。
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何か記憶にある駅前アパート。
近くにはまゆう、という食堂があったはずだ。と、さがす。
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みせは不動産屋になって久しいようで、それもどこやらと合併すると、お知らせがでている。
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見覚えのある建物が、いくつか残っている。
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このこんもり繁っているおたくは昔モダンな、大きな家だった。
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分りづらいが、阪急のガードをくぐったここは、変形ではあるが三叉路。
手前左側は牟礼神社へ。まっすぐ行けば鮎川への近道。
ガレージ手前を行くと、駅前というか、はまゆうから駅前にでる。

阪急のガードをくぐるとこの場所にでるのだが、目立つように質屋の大きな看板が塀代わりになっていて、バイト帰りに私の下宿に寄った友人はそこを二葉町、舟木町、大池と歩いて帰っていった。
友人の下宿は大池町の田圃の中だったが、今ではまったく分らない。

昼食はどうなったか?

双葉町に手打ち蕎麦屋を発見。

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駅前の川は広瀬川という、などと、初めて知った。川とはいえ、暗渠。


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この辺りに京阪バスのバス停があり、枚方まで行くことが出来た。うらの屏風のような大きなマンションのことは知らない。




by coppoumon | 2019-05-19 13:59 | Comments(0)
2019年 04月 22日

イースターの朝

演奏を頼まれていたので、朝からざっと練習をして、出かける準備をするためにースーツを出し、ネクタイを置いてみた。

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広島まで来たから、帰るついでにと、父が私に会いに来た時、紺色のスーツ姿だったことを思い出した。
息子に会いに来るのならもっとラフな格好でもよさそうなものだが、靴は、と見るとリーガルだった。

お洒落。
というか田舎モダンと言うべきか。

父のそれは私の好みと違って、少し明るい色だった。色合いからすると国産の生地だったのかもしれない。

馬子にも衣装だったなあ・・いやはや。

そのときの父は今の私より少し若かったはずで、私にはあの紺色は着こなせないなあ・・と思う。
ネクタイはどうだったのだろうか。

列車に間に合うように早く帰りなさい・・と追い出しにかかったので、そこまでは覚えていない。

父の死後、部屋には7着のスーツが架かっていた。

あれま、この人、スーツが好きだったのか。
こんなもの毎日来て出かけるような用事もなかっただろうし、必要もないはずで、不必要とか、無駄なことは、しなかったはずだったのだ。仕立て屋に押し切られて買うような男ではなかった。

どんなスーツだったのか、よく見ていない。欲しい人に差し上げてください、と。

お別れに来たのだったのかもしれないなあ・・と、今頃、気づいた。




by coppoumon | 2019-04-22 10:25 | Comments(0)