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カテゴリ:絵いろいろ( 18 )


2018年 11月 24日

静かな日 画題より

年に一度、絵を買う決心をする日を決めている。
まず、福井重男画伯の作品を真っ先に思案する。

一昨年と、その前、いつだったか、2年は入手することが出来なかった。
昭和30年前後、この方はピアノをテーマにした作品をいくつも描かれたことをしっていた。
わたしは昭和30年代の、ピアノ職人が夢中で作っていた頃のピアノほしいと、時々思う。

あ、そんな話じゃなかった。

今回はピアノの描かれた作品を入手した。

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ピアノがきちんと描きこまれ、この丸いものは何だろう。
私の持つ画伯の絵の中には必ず、いくつかの○が描かれる。

そのまるい象形をみると、どうしても欲しくなってしまうのだから、ふしぎだ。

ピアノは我が家のものと同じサイズのようだ。

この冬の初めに、咽喉炎から九度二分の熱を出してしまった。
熱でウイルスをやっつけるだけの体力があるってことですねえ・・などと慰めとも、驚嘆とも付かぬことを言われる。
9度を超えたのは30年ぶり。人生で3度目である。もう、無いことかもしれない。

今年は「名残」がひとつのテーマだった。

毎日、バッハのフーガを弾く。
自分自身との対話であったり、ここまで導いてくださった諸先生方への感謝であったり、タイムマシンに乗って学んだ頃の時代に、気分に、もどったり、である。

日々の暮らし、音は出ているけどもたしかに「静かな日」である。






by coppoumon | 2018-11-24 19:34 | 絵いろいろ | Comments(0)
2018年 10月 18日

山陰への準備

明日から旅行、というときに、偶然、松江は不昧公200年祭が開催されていることを知った。

松江に、行けるかな。
行くとしたら、近代建築ウオッチングをしたいところだが、よくばって両方見て来れるかな・・

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不思議な巻物が2つ。

李白の「金稜の鳳凰台に登る」という七言絶句であることが分った。

軸には、4行28字中、二行目の途中から三行目にかけての10文字が隷書で書かれていて見事。
実際に軸に近づいて花の字をみるとどきどきする。

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これが、6枚に分けられて書かれ、見晴らしのよい建物の襖に表装されていたら・・などと、イメージを膨らます。


詩は(台)と(徑)を補足すると、

台空しく 江自ら流る 呉宮の花草は 幽徑を埋め・・・となる。

不昧公の「花」の隷書は素敵だなあ。


by coppoumon | 2018-10-18 21:39 | 絵いろいろ | Comments(0)
2018年 10月 04日

表具という手仕事

私の知る限りではあるが、軸の修理は梅雨ごろにお願いして、夏が終わる頃に出来上がってくる、というもの、と教えられていた。
それで、教えられた通りを守る。

今年も伝統工芸士さんにその通りを依頼した。
折りしも六双の屏風の大修理に掛かったところで、その合間を縫いつつ、ということになった。

解いて、染み抜き、新しく仕立て、ということくらいは理解できるが、見るなり「軸は二本とも機械で仕上げたようで、はく離できなければ、額装、ということになりますね」という次第で、お任せするより手だてはなかったのだが、「はく離できました」と連絡があった。

仕上がるはずの9月は雨続きだった。雨の日はやりたくないので、すみません。お約束がすこし後になります。ということにもなった。

出来上がったのですぐに受け取りに行った。
中回しと一文字がわかるように、撮影してみた。

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鈍重だった朝顔は、初夏の装いである。これは紙本。

鯉は絹本であった。

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携帯レンズでは、絵に近寄りすぎて、よだれでも落としたら台無しになるので、遠慮勝ちに画像を収めさせてもらった。
とてもニュアンスを写し取ることは出来ないが、日本画の美しさは見とれて余りある。
これは熊本出身の日本画家の作品で、鯉を得意としている。

修復前の、腐ってもコイ、いや、コイなんて、何になるの・・と言うイメージは払拭されて、水面に浮かんでこようとする瞬間がよくわかる絵に、変わっていた。

作業の途中、震度六の地震があったが、なんとも無かったそうで、ショックで真鯉が緋鯉になったりも、しなかったようだ。
魚は性転換するらしいから、油断できない。

六双の屏風の修理過程を画像で見せていただいた。

きょうは目の保養が出来た日。めでたし。

ユリちゃん、まっとりんさいや。あす、昼前には届くけん。




by coppoumon | 2018-10-04 16:54 | 絵いろいろ | Comments(2)
2017年 12月 02日

香炉

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修理が済んだ香炉がおはな工房から戻ってきた。
三代目、高橋道八。

息子の四代目道八の香炉も、蓋の部分が12ピースに割れてしまっていたものを、便乗して修理していただいた。

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4代目の描くものはなぜか垂れ目である。
スタイリッシュでないのが、ほんとうにご愛嬌である。

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香炉は本棚の中。
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油絵も棚の中に入れてみた。

福井重男画伯は、90歳前後にもなられただろうか。
いつまでもお元気で、活躍されることをお祈り申し上げる。




by coppoumon | 2017-12-02 22:51 | 絵いろいろ | Comments(0)
2017年 10月 26日

好きな絵

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壁の漆喰工事がおわって、やっぱり絵を掛けることにした。
楽器や本箱の位置を変えた。

コンデジでフラッシュなしで撮ると色がでない。

アップライトのうえは田島征彦氏の染色画、と決めていたのだが、オルガンの部屋に掛けてあるので、これはいじらないことにして、一番大事にしている油絵を掛けることにした。

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右側は「ブルターニュの田舎」南フランスである。
いずれ、行ってみたいと思いつつ、未だに叶わないが、もう、行かないかもしれない。
22歳の頃、淀屋橋のビルの一角は高島屋だった。
そこで買ったもの。ギャラの一か月分だった。

作者のグレゴワールは、ウイーンの人。
両親がパトロンとなって、南フランスやスペインを描いている・・と、そのときの画歴にあった。


左側は、福井重男画伯。
この方は、経歴が相当な方なのに、求める時は存じ上げなかった。

届いてから梱包を解いて、また仕舞って時々だしては眺めた。

いつまでもこの2枚の絵が見えるところにいて、ごそごそと作業をしている。

このさき、本をAとBにランクわけをして、Bを納屋の本箱に納める作業が残っている。

それよりも先に、納屋というか、元建具屋の作業場の補修をしなくてはならない。
こっちは釘打ち放題、穴掘り放題で、どうにでもできるのが楽しい。







by coppoumon | 2017-10-26 21:51 | 絵いろいろ | Comments(2)
2016年 08月 01日

立ち雛

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by coppoumon | 2016-08-01 10:00 | 絵いろいろ
2013年 07月 22日

虫干し 2008年5月16日を、2013年7月22日に加筆

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by coppoumon | 2013-07-22 21:09 | 絵いろいろ
2010年 07月 04日

京都のお寺で、竹ばかりの屏風と、軸が出ていて、それらで取り囲むように人物が書かれた7本の軸が並べられていた。
なるほど、竹林七賢人の雰囲気を作ったのか・・と。

こういう遊びができるお寺はいいなあ、と、一枚ずつの竹の絵を丹念に拝見した。

中に黙雷和尚の軸が2本あった。

黙雷和尚は、江戸時代末期の壱岐の生まれ、昭和7年没。

私はこの人の書を好きであるが、絵は初見だった。

わが家にも、和尚様と同時代を生きた人の絵がある・・とおもい、雨の日だったが軸を出してみた。
出すと、かすかに伽羅がにおう。

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七夕の間、ずっと出しておこうかなあ、と暦を繰ると、旧暦の七夕は8月16日。
大文字の日と重なる。
天気が良いと、この日は京都市内は消灯があるので、天の川が見えるかもしれない。

七夕が済むと、すぐに秋になるのだなあ・・と暑中見舞いを出す前から、そんなことを考えている。

by coppoumon | 2010-07-04 23:05 | 絵いろいろ | Comments(4)
2010年 05月 20日

都会

私は行ったことの無いパリの街で、名古屋の知人は引ったくりに遭った。
しかも、地下鉄の階段を上ろうとしている途中でのことで、バッグのヒモを手放さなければ
転倒して転げ落ちていただろう、という。

その息子は別の折に鞄をひったくられたという。
鞄の中には楽譜。楽譜だけは個人的な書き込みなどがあって、持っていかれるとどうにもやりきれない。
紹介されて、セキュリティの高いアパルトマンに住んだら、部屋を荒らされパソコンを持っていかれた・・とも聴いた。

私に入る身近なパリのニュースはそんなもので、雑誌で見るフランスの暮らしとはかけ離れている。

大阪駅の前は高層のデパートが建ち、増築をして、近景がなくなってしまった。
狭い道路に車があふれているのが、しいて言えば景色だ。

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行ったことの無いパリの絵。

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樹木は枝を見せ、人の顔を区別し、声がとどく。


日本では、大部分の人は、高いところに上りたがり、地面の近くでは得がたい見晴らしを味わうのが、好きなようだ。

しかし・・人のことは言えないなあ。
わが家も4階だが、見晴らしが良くて、六甲まで望める。

2018・8・9 文章を追加

この手の絵は、上手いのか下手なのか私には分らない。
R KOISO とサインがある。
それが誰なのかはわからないが、小磯良平氏でないことだけは、理解が出来る。

あまりにも良平氏のサインに似せてあるので、面白いから買った。
額縁だけの値段で。

いまは、島根の友人の、社長室にかけてあり、客が「社長、いい絵ですなあ」と褒めよんねん・・と友人が笑う。

「いい絵」ではなくて、いいえ(NO THANKS)という洒落だったら、言い得て妙だなあ、とおもう。

「こりゃだめだ、こんな絵を掛けたら、恥でっせ」といってくれるお客さんが現れたらよいのになあ。


by coppoumon | 2010-05-20 13:19 | 絵いろいろ | Comments(2)
2010年 03月 26日

冬のような春

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桜が咲き始めて寒い日が続く。
最低気温二度。最高気温十度。あすは最低気温が零下一度だという。
わが家から数軒先のお宅は、梨の花が満開である。

一週間前は28度まで上ってバスに乗ると冷房が入っていた。
温暖化が進むと、3月にこういうちぐはぐな現象が起こるのだと去年も聞いた。

日が長くなって、夕方まで、珍しいくらい明るい日差しが入っていた。
外に出さえしなければ、確かに春だ。

柳の軸を出したが、日焼けしないうちにしまいこんでしまおう。

by coppoumon | 2010-03-26 20:01 | 絵いろいろ | Comments(4)