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2018年 09月 29日

三巡目 9月に弾いたもの

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by coppoumon | 2018-09-29 22:30 | 音楽の勉強
2018年 09月 28日

山守屋回顧

この店で、一緒に食事をしたのは、誰だっただろう。
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このブログに登場する友人の息子「健啖」の、兄だった。
バスケの選手だった彼は、4,5皿ほどを食べ、山守屋の兄弟店である、居酒屋に寄った。何かの祝いだったのだろう。覚えていない。
健啖は、幼すぎて、連れて行かなかった。

パソコンの先生。
たべたものは覚えていないが、カレーは食べただろう。

甥。
幼い頃、母に、今日は「おじちゃんとレストランに行く」と張り切っていたと聞いた。そんなことは知らないから、行った先は「ドランケンダッグ」という名のビール酒場だった。
そんなところに、よく連れて行ったなあ・・とあきれるが、樟葉の駅前で、連れまわす必要が無かったし、そこそこにおいしいものが揃っていた。

この店で、彼は「このあいだ40になりました」といった。(わたしだって、この店でちょっと前、40になったにちがいない)。

これだけ。

あとは、ひたすら一人だった。
メニュを広げて見たことは無かった。

ありそうなものを、あてずっぽうに言って、出してもらい、たのしんで食べた。

私の、最後の晩餐は、エビフライとハンバーグ。どちらもめったに家では作らない。

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これに、カップでポタージュ、ライス。
ストレートティをサーヴィスしてくれた。


居心地のよい場所、いつまでも通い続けたい店。

これで、おしまい。

なんか、ちあきなおみの「赤とんぼ」の冒頭が流れてきそうだ。

店のご主人、私と同学年だけど、これから新しい人生なんだろうなあ。めでたし。

表敬ということで、20代の頃のスーツ、靴、ベルト、時計を身につけて出かけた。

50年通ったよい店だった。





by coppoumon | 2018-09-28 21:29 | 大阪 | Comments(2)
2018年 09月 27日

此岸と彼岸

終点になる駅で、バザールをやっている。

一番線に電車が入り、降りると、2番線でバザールをやっています・・という案内がある。
なんだ、ホームの中でやってるの?と尋ねると、いえ、一旦、改札を出られて、むこう側に遠回りをして行って下さい。といわれた。

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手作り石鹸、ドライフルーツ、和風弁当。停車中の客車の中で食事ができる。
売り手と買い手、このくらいの規模がいいなあ。
でも、欲しいものはない。
まったく自分と無関係なものを見ているように思うと、自分が透明になって違う世界に来てしまったような気がして、意識だけが浮遊している。


6年前、連日の、2度目の手術の終わるころ、私は、美作のような場所で、おおい、こっちこっち、と呼ばれて、先に死んだ友人の歌に合わせてオルガンを弾いていた。
こんな良いパイプオルガンがあるんだね。死んで、あれからずっと長いこと、歌の勉強をしていたの?と訊ねる私。
友人は、得意になって「そや」とこたえる。

あれま、
箱の中から、私を覗き込む人たちの腹の中を確認する、娑婆の儀式は飛ばしちゃってるよ・・・いきなりかい・・ま、いいか。

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良いところだったが、担当の外科医の先生の声で、呼び戻されてしまった。



終着駅で、あっち側とこっち側が出来して、私は違うところに入り込みそうになったのかもしれない。
どこにそのスリットのようなものがあるのか。

気をつけねば。



さて、数日後、2キロほどの重量の楽譜かばんを持って帰宅途中、手に持てるだけの買い物をした。
駅前で、さらにクリーニング屋でシャツ5枚を受け取った。

家に向かう途中、ガラスに写る、全財産をぶら下げた男の哀歓あふれるすがたがよぎった。

行路かと思うたけど、私やん。

影、薄くならんように、きをつけねば。


彼岸は明けた。めでたし。















by coppoumon | 2018-09-27 23:46 | 京都 | Comments(0)
2018年 09月 26日

彼岸…八瀬散策

曼殊沙華が、水引草と一緒に咲いている。
曼殊沙華・・彼岸花・・花言葉は再会。

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川を渡り、いつもの池のところに来ると、景観を壊し尽くすかのように、おおきなクスノキが池の中に横たわっていた。
池の端でお気楽に、そんなに根を張らずに生きてこれたのかな、今のままでも枯れることはないのかな・・と無知な私はかんがえつつ、大きな木が失われて景観が変わってしまうことを残念におもう。
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十三塔は無事だった。
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さて、山にはいりキノコを探す。
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赤い小さなこれは、食用だったかな、猛毒だったっけ・・とおぼつかない。携帯レンズなので、ちっともピントが合わないのは残念。
重いカメラを担いでくるほどの体力が、まだないのだ。いや、もう、ないかも、と苦笑い。

携帯と、スマホで600グラムにもなると、スマホさえも家で留守番である。

キノコはただひたすら見るだけで、触らない。

また、十月、雨上がりに山歩きをしようと思う。


by coppoumon | 2018-09-26 08:32 | 京都 | Comments(0)
2018年 09月 24日

2018 秋分の日前後のメニュ

3日続きの連休。

三連休、粗餐という記事を2016年9月に書いている。この時はお客様が栗ご持参だった。

今年は、3日とも食事をそれなりに整えて出すので、冷凍庫と相談あるいは、買い出し。

まず、常備采として、カボチャのいとこ煮、そして小松菜、人参、薄揚げ、舞茸の煮びたし。
これさえあれば、メインを作るだけでよさそうだ。牛の照り焼きか何か・・・

だが、お客様がマツタケご持参。

一日目は

マツタケだけが入った炊き込みご飯。
南瓜のいとこ煮。
小松菜人参薄揚げ舞茸の煮びたし。
玉吸い

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二日目。

マツタケの残りで、松茸昆布を作った。

メインは長崎産のヒラメ。100グラムちょっとのフィレの卵焼き。
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ソースはトマト。付け合わせは三度豆。レモンではなく、スダチ添え。

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お米は、堅田の農協で手に入れた「水かがみ」の7分搗き。パラッと、押し麦を入れた。
生協のコーンで、スープ、先述の常備采2種。

3日目。
作った松茸昆布が、いかにもおいしそう。
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出し惜しみをして、冷蔵庫の中でお留守番。

メインは、チキンカツ。もちろん胸肉。

ソースは、玉ねぎと、シャンピニオン。
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小松菜が残っていたので、湯がいて添える。
常備采2種。

豆腐となめ茸のおみおつけ。へぎ柚子。

柚子はまだ直径5センチに満たないが、香りが高い。

我ながら、上手に手抜きができたほうだと思う。




ヒラメの卵焼きのソースは、トマトを5ミリ角に切ってバターでいため白ワインで煮詰める。アサツキのみじん切りがあれば一緒に入れる。
白ワインがないので、茜霧島と水を半々にして、ワインの代用。

チキンカツにかけたシャンピニオンのソースは、玉ねぎを7ミリ角に切ってオリヴオイルでちょっと蒸し焼きにして、シャンピニオンの薄切りを加え、ソテしてトマトケチャップ少しと、白ワインを加える。ケチャップは、トランプ氏に対するりすぺくとじゃあ。ほんまはトマトでピュレ作りまじないにちょっと砂糖をたすとええけん。白ワインがないので焼酎で代用。ああ、だんだん、標準語になってきた。


おはなちゃん、やってみんさいや。ほかの人たちにも拡散したら、皆、同じ日におなじもん、たべるけん、面白そうじゃあ。

最近、またまた、昆布の佃煮、始めたんよ。松野醤油、いうんと、生協のせかんだりーな醤油を半々につこうちょる。
たる仕込みなんちゃら・・いう立派な醤油は、味がいじれんように、おもうけん、せかんだりーなんが、ええねえ。


by coppoumon | 2018-09-24 22:13 | 常の日の惣菜 | Comments(4)
2018年 09月 24日

振替休日まえの金曜日

4連休が出来。

休日にピアノ三昧、読譜三昧で過ごしたい、という希望が叶ったことはない。
ピアノの部屋は秋の光が差し始めた。
もう少し気温が下がると調律を依頼する。
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9月21日金曜日。
甥っ子に食事を誘ったら、この日がよいらしい。

それで、夕方から北新地へ。

行先は山守屋である。
この店は、自分一人でくつろぐ店でもあるので、誰彼と、連れ立って行ったことはない。

店の人に、この店に通い始めたころの姿で、つまり、コスプレで行くからね、と言っておいたのだが、
その通りスーツを着て、ロセッティの靴を履いて玄関を出ると雨だった。
あかんわ。

店で、甥っ子とこんな話をした。

雨だと、靴が、もう、履けんようになるし・・

と、着ぐるみはがされるように、すっぽりと脱いで、普段着で出かけた。

衣装で、経費とみなされていたスーツ類は、ほとんど処分したが、すべて神戸で誂えていたので、いくつかは残してある。
ネクタイは半分ほど欲しいというのを差し上げて、まだまだ、締めたことがないものもある。

スーツを、ほどいて、甥甥の七五三の三つ揃えにならないか、と相談したのだけど、解いて剥ぐと、小さな切れ端ばかりになるから、煩わしいという。

甥っ子の弟のほうが上着だけでも着まわすかなあ。
イギリスではおじいちゃんの着た服を、仕立て直して着るっていうからね。

2時間ほどとりとめのないことばかり話して、帰宅することにした。

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大人サイズのズボンをちょん切って、大人用の半ズボンになりそうなのに、子供用の半ズボンにならないのはなぜだろう。
夜景を見ながら、不思議で仕方がなかった。

子供のころ、私の初着がしまい込んであるのを、何にするのだろう、と考えた。

母にいうと、ああ、あれ富士絹ねえ。父の兄が、内々で久々の男の子というので、呉服屋で調達してきた。という返事だった。

意地でも、一着くらいは三つ揃いに化けさせたくなった。


by coppoumon | 2018-09-24 21:29 | 大阪 | Comments(0)
2018年 09月 24日

やろうぶた

やろうぶたが、よろしいか?

変換するとき「野郎豚」となり、思わず噴き出した。

薬籠蓋のことを、京都の人は「やろうぶた」と、発音する。

諸事情からお茶碗を家の中に20個持ち込んで放置しておいた。
以前はきちんと仕舞うところが決まっていたので、出したいものがすぐに取り出せたが、今では、箱と中身が、一致するかどうか怪しい。探すときに、ちょっとした認知テストのようなスリルがある。
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茶碗によっては、ためらわずに出せるものもある。この画像は間違えて載せてしまった。消し方が分からない。トホホである。
やろうぶたはこちら。
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出したついでに一服。
お菓子がないので、堅田の小豆の甘煮。
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今年の9月は雨の日が多かった、多かったというより、日々の暮らしも、雨の合間を縫って洗濯物を乾かした。
うちには乾燥機などはない。
ピアノの部屋も、時に、湿度が70%近くにまで上がることがあった。

9月中旬には、6月に仕立て直した軸が出来上がってくるはずだったが、乾かないのかまだ連絡がない。

掛軸のことを、京都の人は「おかけじ」と発音する。

蒟蒻は「おこんにゃ」

やろうぶたが、よろしいか?とは、箱の製作をお願いしたときの出来事である。

「く」をを発音しないのだ。

以来、恐れながら「く」のない生活に準じている。






by coppoumon | 2018-09-24 16:10 | Comments(0)
2018年 09月 20日

名残

10月の、この日ですけど、お暇?
お時間ございましたら、ご一緒いかがかと思いまして。

電話が鳴って、出て見るとこういうことだった。案内状を郵送してくださるという。

翌日にその案内状は届いた。

「名残」というもの・・・これがお題らしい。

10月は名残の季節とよく言われます。感謝の心の季節です。
しかし名残とは季節だけではないのです。
人・物・季節、その名残を感じて頂ければ幸いです。


ふ~~ん。
人や物も名残とな。

しばらく、ぼんやりと物思いにふける。

名残とは・・過ぎ去ったことが心地よく想起されるものについて、用いられる。
はあ、そうなんですか。

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気を取り直して、郵便物と一緒に入っていたチラシに目をやる。

なになに・・

故人の思い出の品を丁寧に整理します。生前整理も承ります。

なんちゅうチラシや。
しかも、うまいこと「なごり」の案内状とペアで、入るもんやなあ・・

わたし、まだ、生きてこのさきの時間と、名残を惜しんでまんねん。

老人、跋扈して国を滅ぼすってか。
跋扈・・はびこる

いやいや。
まだ、できていないことに、優先順序をつけるのが、やっとでおますわ。








by coppoumon | 2018-09-20 23:32 | Comments(0)
2018年 09月 14日

さようなら・山守屋

(メニューに)カツカレーがあったん?
「はい」
いつも行く洋食屋さんで、向かい側のお客さんがカツカレーを食べている。

じゃあ、今度来たら、そうしよう。
「それがですね、この末で閉めるんです」

なにか、アラカルトを取って、〆にカレーをたべるのが、この店での私の流儀。

ずっと、カニサラダと、カレーだったり、ポークチャップとエビピラフだったりしたが、
家でめったにカレーを作らないこともあって、ここではカレーを食べることにしていた。
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閉める・・・

二十歳のころから通っているので、メニュを見たことがない。
お店の人が、ミンチカツとカレー?と、逆に聞いてくれるようなありさまだった。
それは、蟹サラダとカレーを好んで食べていた時期があるからだ。


店の片隅に座ると、二十歳のころの快い感覚がいつもよみがえる。
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タイムマシンの入り口のような店だった。

いま、店をやっておられるのは、私と同い年。
私は40歳前に演奏を離れ、好きな勉強だけをしてきた。
そうして、病気もしなくなった。

のんびりゆっくり・・それが一番良い。




by coppoumon | 2018-09-14 14:03 | 大阪 | Comments(2)
2018年 09月 10日

重陽の茶会

初釜の時に、次回は重陽の時に釜を掛けますので、お越しください。とお誘いを受けていたので、でかけた。

まず、水屋見舞いの調達に、ルシアンケーキをと、寺町通りを上がった、三月書房の近くまで出向いたのだが、定休日であった。
この、雨の降る中を・・後ろ足で砂を掛けたい衝動を抑え、高島屋に行くと手に入るのを何をいまさらと、気持ちを改める。

9月8日より、丹波の新栗となります。お菓子をご予約ください。以前、こんな口上が、和菓子屋に張り出してあった。

ひょっとしたら、主菓子は栗かもしれない。

じゃあ、栗より美味いなんとやらで、鍵善の「おひもさん」はどうだろう。二条若狭の「家喜芋」でも良い。まだ、時間はたっぷりある。

そうだ、寺町のあそこ、「こまっちゃう屋」は対応は随一だけど、ナニはおいしい・・と思い出した。

そこでは三番目の客であった。もう、客は居ない。
「水屋見舞いに「ナニ」を15個。紙箱に入れてください」というといつものおねえちゃんが無言でショーケースの中を引き出して、数を数え始めた。

・・・20個あるやん・・・5個が4列並んどるやんか・・と、めまいがしそうになった。
すると「別に、お箱代がかかります」と棒読みの声が掛かった。


いらっしゃいませ、ありがとうございます・・が、先やろ・・と呆れつつも、この店、一見相手の商売をするので、このような客あしらいするんやなあ・・最低限の言葉数でやりすごすんやなあと得心しつつ、渋い顔して「わかってますがな!」と、言い返してやった。

つぎにかなりの年かさのおばちゃんが「熨斗は、中熨斗にしますか、外熨斗にしますか」と聞いてくる。
外熨斗っ!と言い、代価を支払う。

この店50年間前を通るだけで、買い求めたことは無かったのに、一度が二度になり、三度目はお遣い物にまでしたけど、なんだかなあ・・・京都人なら「よろしなあ」とやりすごすんやろなあ。

よろしな・・・か。
何か腑に落ちる。
妙に納得をして、はたまた気分を切り替えた。

紙箱は240円とレシートで知った。
箱は、貴族にだけ許された畳ベリの緋の色で美しかったが、手前の包装材に「お」をつけるこたあないやろ・・と可笑しい。

紙箱は、駄菓子いれるんやさかい・・とわたしの体内ラジオもしつこい。



これからは、一口で食べられるようなフルーツサンドのようなものを、どこかで特注しておくべきだなあ、とも考えた。


寄り付きで記帳をすませ、御水屋お見舞いを・・と訊ねると「あ、あの女の方の後についていってください、水屋に行かはりますよって」というので興味半分あとを追った。

水屋は14人ほどの人が手順よく道具をそろえたり、蔭だしの用意をしたりと、大忙しだった。

お茶席は20人づつということでしたが、急遽26人づつ入っていただき、170個用意したお菓子が足りないかもしれない・・などと先生が言われる。

主菓子は丹波栗の金団「里の秋」を食籠で、御干菓子は紫野源水の、州浜に大徳寺納豆を入れた菊花、琥珀糖の菊の葉が器に盛られた。
お茶は『扶桑の白」お詰は「祇園辻利」

おかけじは黙雷和尚の「玉のような茶を味わう」という意味の隷書だった。それで一服を頂いた気分になり、一服目でありながら二服目を頂戴するわけである。

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建物は、江戸時代そのもの。後鳥羽上皇遺愛の野菊というのはもちろんまだ咲いてはいない。

帰宅は4時半。








by coppoumon | 2018-09-10 23:10 | Comments(0)