のんびりいこうよ

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2006年 02月 22日

ジェラシー

年末に寝込んだ付けが回ってきた。
未だに外出したくない。家の中はパラダイスだったんだ。
多分、体調が今ひとつなのだろう。冬期鬱のような気分だろうか。いやいや、出歩きたくないのは、長引く風邪やインフルエンザに感染したくないという意識があるのだろう。

しかし、千枚漬の発送を依頼に出かけなくてはならない。
いま、聖護院かぶらが、美味しいので千枚漬もさぞかし、良い味だろうと、味を確認したいので仕事の合間に出かけることにする。
ああ、お茶の葉まで残りが少なくなってきた。これも買わなきゃ。
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草もち、と名づけられたこのお菓子は、楕円形に作ってウグイス餅として売られているところも多い。むしろ、このほうがウグイス餅のイメージなのだ。

ヴァレンタインのチョコレートのお返しに、神馬堂の「やきもち」を買って配る。
どっちみち義理なんだから、本命に対する嫉妬、という意味なのだけれど、いやだな、我ながら屈折してんだよな、歳はとりたくないなあ。

やきもちは、丁度この草もちを、鉄板の上で、焦げ目をつけたようなお菓子だ。というと、この草もちのお店から、餡も、生地も違います、というお小言が来そうだ。

お菓子は京都・永楽屋 草もち
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# by coppoumon | 2006-02-22 09:43 | 和菓子 | Comments(2)
2006年 02月 20日

梅にウグイス

甘党会席膳の写真をご覧になって、これなら食べられると言われる方が少しずつ名乗られる。
そうなのだ。
豆類が苦手な方のコメントを頂いても心苦しいばかり。
漉し餡も粒餡もお好きな方は京都への散策の帰りにお立ち寄り願いたい。
大原女屋です。

自費で行ってね。ここの、「かま風呂」というおまん、美味しいです。


きょう、和歌山と、奈良で、基準にしている白梅が花をつけたとニュースになっていた。
こんなに遅かったのは昭和28年に観測を始めて以来のことなのだそうだ。
これから、ぼちぼち梅便りを聞く楽しみがある。

メジロも早く来ないかなあ。ウグイスはもっと先かも知れない。

去年は、隣の公園で将に鳴き始めようとするウグイスと目が合ってしまった。すんません。
すぐに目をそらしたのだけれど、パタっと鳴き止んで飛び去った。

鳥の声がしないので、せめて、目と口で粒餡の入ったウグイスを楽しむ事にする。

ウグイス餅は美しい薄みどりだが、本物のウグイスは蓑虫に羽をつけたような、そういう色なんだ。
大きさも鳩サブレ位だ。
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器は武腰潤、和菓子は京都・永楽屋
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# by coppoumon | 2006-02-20 21:29 | 京都 | Comments(4)
2006年 02月 19日

甘くせつなく

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懐石膳は勝手が分かるのだが、甘党の会席膳はついにチャレンジした事が無い。

善哉、安倍川、いそべ、海苔巻き、みつまめ、くずきり、赤飯、白味噌雑煮、柴漬け。
お薄と和菓子、アイスクリーム。

6人くらいで押しかけてみないと、これは無理だろうとおもう。
このお店はずっと昔から佇まいを変えていないので、長年このサンプルを眺めてきたが、みただけでおやつを食べたいという気持ちがぶっとんでしまう。
食べれなくなった自分が切ない。
そういうわけで、ここの甘党喫茶店には入ったことが無い。

この店から数軒東に、葛きりの有名な店がある。今はモダンに建て替えられたが、以前は町屋の二階に上がって、葛きりを注文すると、銅の鍋に葛を煮て、氷水の中で冷やして、切って出してくれる様子が楽しめた。

京都での話である。


大阪には、善哉でコースを出すお店があった。
12杯はそれぞれ1月から12月までの風情を粉砂糖、桜の花、栗などであしらってあり、これも6人くらいで押しかけないと無理な相談だった。

そういえば、大阪で甘味喫茶店を、ほとんど見かけなくなった。キタの泉の広場の入り口には赤飯弁当、安倍川、みたらしなどを食べさせてくれる喫茶店があったが、今は無い。
ほかに、知っているのは北新地の旧永楽町、十三の商店街の中、天王寺の地下街のお店くらいだ。いずれも前を通過するだけで入ることはこの先も無いように思う。

なぜなら、サンプルをみただけで、充分に満足するから、と言うのがその理由だ。
家で、ちまちま、おまんを食べてる方が良い。
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# by coppoumon | 2006-02-19 20:43 | 京都 | Comments(4)
2006年 02月 18日

ないとき、あるとき、消えたとき

関西人は、あるとき、ないとき、と並べると、551のぶたまんの事だと、すぐに理解が出来るが、これは実際にテレヴィのCMをみていないと、面白さは伝わらないようだ。

出先で、牛乳屋さんがあれば必ず写真を撮るという人が、味のある写真を撮っておられて、同じような事を考えて実行に移す人もいるのだなあ、と嬉しいが、私は牛乳屋を好きである。
不思議と牛乳屋は間口が6メートルほどでファインダーの中に収まりやすい。

ここは熊野神社から京大病院の方向に少し上がった近衛通り。
しかし、年が明けて森永エンジェルが見当たらないらしく、早く確認に行きたいが、何故天使が逃げたのだろう。
このあたりは学生運動の激しかった頃、機動隊と学生の衝突で流血の多かったところで、私の苦手な場所のひとつである。

最近、トラウマから開放されて落ち着いてあたりを見回すと、古い建物が多い面白そうな写真の撮れそうな所なのだ。Sankodo も目で見ると即座にはなんのことだか分からないが、声に出すと「三高堂」であるらしいと見当をつけて近寄ってみると違った、三光堂だ。

三光って、何だ?   松、桐、坊主??

新しくなった京大病院の一番南端の通りは、入院された患者さんたちのためにあるのか、果物屋、雑貨屋が並ぶ。

鴨川に向かって丁度真ん中あたりには、御漬物屋、というかんばんがかかっていて、美味しそうなので、一度入ってみようかとおもいつつ、どうにも、気が乗らない。

店の前に立つと日当たりの良い病院の建物が西から東の端まで見渡せるのだが、京大病院の生気を全部吸って、漬物が醗酵しているんじゃなかろうかと・・・東京の知人を揶揄かったら、「止めてよ!いやよ!!そこのだけは送ってこないで!!!」と叫ばれてしまったのだ。

あんなに真剣に言うのなら、やっぱりそうか・・。でも、おいしそうだったなあ。

黙っておけば分からない。沈黙も美学のうちだ。今年はこっそりお味見をお願いしてみよう。

で、街路樹の葉っぱのないとき、あるときの写真を二枚掲げる事にする。
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モノクロ、カラー共に、コンタックスT-2

以上は1月15日に書いた文章。

以下は追記である。


2月11日午後に近衛通りを歩いて、エンゼルが追い払われた事を確認した。
森永エンジェルはどこに行ったのだろう。
地上に落ちて悪霊にでもなったのだろうか。それとも働きに?
どうせなら天に帰らずにお向かいの京大病院で愛嬌を振りまいていてくれる事を願う。
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エンジェルがいなくなると、こんなにも風景がかわってしまった。

カメラはアルパ10d、レンズはマクロスイター50mm f1,9
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# by coppoumon | 2006-02-18 22:03 | 京都 | Comments(0)
2006年 02月 16日

着る

ここのところ、オーディオの調子が今ひとつ良くない。
原因は使わないからである。
CDやレコードを聴く時間があれば自分がさらう時間に回してしまうので、ますます聴かなくなってしまう。

久々にアンプを点けて、真剣に聞かずに済む良いレコードがないかと探してみた。

ちあきなおみ・・彼女、ファドを独特に歌っていたっけ、とジャケットを見ていると「もう一人の私」という彼女のレコードに、「悦楽のブルース」「雨の夜あなたは帰る」「志津子」を録音しているのに気づいた。

これらの曲は全て東京人の島和彦の持ち歌だ。

島和彦はレコードのジャケットに、お洒落な黒や赤のニットのブルゾンを着ていてたり、黒のボタンダウンのシャツだったり、シルクのタキシードで、20歳そこそこの甘いマスクが写っていた。
時にはテレヴィでスーツにピエール・カルダンのコートを着て歌っていた。
40年近く前なのに、カルダン・コートだったのだ。

もう一人京都人で20歳の頃の愛田健二がいた。この人もレコードのジャケットで見る限り相当、お洒落な人だった。
彼の手縫いのスーツの仕立てのよさ。タイ。キッドのシューズ。
歌も丁寧な歌いっぷりであったが、お洒落も一分のスキもなかった。

私のファッションへの憧れはどうやらレコードのジャケットから来たものらしい。
二十歳の時、6着目のスーツは、オリザメーノというイタリーの服地だった。
作るとすぐに写真を撮っておけば良かったのだが、写真に撮られるのが恥ずかしい・・今でも恥ずかしいが・・ので顔写真がそんなに無い。
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この写真は、演奏会のリハーサル直前もの。
着ているオリザメーノのスーツはヘリンボーンの変わり織でブルーのペンシルストライプが入っている。
ネクタイを派手な強いピンクにしていたら、服屋にもう少し落ち着いたものを、とたしなめられた。

赤いネクタイが好きで、お下がりだけど締めるかい、と三本のうちから一本選ぶように言われて、迷っていると、全部あげるよ、と言われて狂喜した事があったがそれはこの服を作る前のことだ。

いつの間にかスーツからすっかり離れてしまった。

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40年前は赤いニットなんて、入手できなかった。赤いネクタイはイタリー製だった。
サラリーマンが赤いネクタイをしていると、「亭主の好きな赤烏帽子」と新聞で話題になっていた。
例えば、紫に黄色の組み合わせのネクタイは先ず、見つからなかった。
いまじゃ、普通にそんな色で町を歩いている。
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# by coppoumon | 2006-02-16 23:28 | Comments(2)
2006年 02月 14日

赤い実

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ウメモドキを撮影したのは1月末。
今年は思わぬ寒波で、鳥の姿を見ないせいか、いたるところで、食べられずに残った赤い実を見かける。
ウメモドキが結実したのは10月末だったから、100日以上経っている。
サルスベリの花の100日も顔負け。

童謡に・・・・あかいとり ことり なぜなぜ あかい あかいみを たべた
       あおいとり ことり なぜなぜ あおい あおいみを たべた・・・・

こんな歌があり、子ども心に、困惑したものだ。 こんな歌うそや・・・幼稚園のうたは幼稚や。

赤い実はたくさん知っていたが、赤い鳥を見た事がなく、青い実は「龍の髭」に実ったが鳥がきてついばむのを見た事が無かった。
青い鳥も知らなかったのを、雪村いずみがブルーカナリヤを歌っていたので、いつか見てみたいと信じていた。

公園の常連は雀と、土鳩、烏にヒヨ。
ここでカラスは鳩に、鳩は雀に意地悪をしているのを見ていると、人と鳥は群れて格を下げる・・ということわざを思い出してしまう。
ヒヨは群れながらも必ず一羽が見張りに立って統率して人が近づくと警戒音をだし、上手に移動しながら群れて立ち去る。

鳥に食べてもらえるように、鮮やかに目立つ赤をまとった実もいつまでか、このままの姿で私たちの目を楽しませてくれるだろう。
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公園を歩くと、去年の鳥達が運んでくれたマンリョウや南天、楠。木から落ちた藪椿、ウバメガシの実生をみることができる。

無事に大きく育つかなあ。

時々見て回るんだけれど、公園課の人が下草と一緒に刈ってしまわないように去年は、ゴミやネナシカズラなどを取り除いておいたんだ。
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# by coppoumon | 2006-02-14 08:47 | 京都 | Comments(0)
2006年 02月 13日

青空市場

週に一度、近郊の農家の方たちによる市が立つのを誘いに来てくださったので、でかけてみた。

10分前に到着したのに、たくさんの人が歩き回って品定めをしながら、9時になるのを待っている。

9時に合図があるという。

見回ると、根菜、葉ものの野菜以外にも、ヒノヒカリ、乾燥豆、切花、パン、手芸品などが並んでいる。
もともと、この辺りは、米、淀大根、牛蒡、蓮根の産地なのだそうだ。


短い笛の音がした、とおもうと売り買いが始まった。合図と言うのは笛の音だったのだ。
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蓮根250円、金時人参200円、葱、大根100円。 蕪も買いたかったな。

京都で売られている漬物より生き生きとした壬生菜、たくあん、白菜、干したソラマメを母に求めた。

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朝の青空市場は気持ちがいい。


そうだ、去年3月に汐留にいった時も夜なのに、道端で青空市場をやっていたっけ。

お兄さん・・寒いわね・・・。どう・・暖まって行かない?

寒いけど・・・ちょっと、夜の市場はくすぐったい。
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# by coppoumon | 2006-02-13 09:25 | 京都 | Comments(0)
2006年 02月 12日

狼狽

kさんのブログを拝見していてf1,8のマクロスイターのレンズをお持ちの方が、同じマクロスイターのf1,9のレンズでの作例を、ご覧になりたい旨、コメントしておられた。

f1,9のレンズは持っているんだけれど、近所に蝋梅も咲いているんだけれど、作例として出せるほどの腕がない・・。
三脚は2本ともだめにしてしまい、手持ちで、ままよ、と撮ってみた。

作例にならなければ、ごめんなさい。
来年もまた咲くでしょう。少しは腕も上がってるかもしれない。今年は、これでご勘弁。

蝋梅は中国本土の植物で、江戸時代に日本に伝わったとされ,身びいきだけれど、朝鮮半島から郷里の長崎の離島を通過して九州に入ったのだろうとおもう。
交易品としてもたらされた書籍、毛皮、織物、工芸品、薬品、銅などの荷物とともに藩士たちの手遊びのように草木が積み込まれたのだろうか。

郷里の家老が南部藩の誰かに朝鮮土産の胡桃を与え、それが食べられずに植えられたので、そこで長い間胡桃の木が育っていた、と聞いた事があった。

蝋梅の実を見ながら、そんな事を考えた。
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レンズはマクロスイター50mm f1,9
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# by coppoumon | 2006-02-12 13:08 | 京都 | Comments(5)
2006年 02月 11日

関本昌平リサイタル

e0036151_220016.jpg関本昌平のピアノリサイタルに行った。
昨年の夏にチケットを買って、その後ショパンコンクールで4位に入ったので、ショパンかなあ、と思っていたら、バッハ、ベートーヴェン、スクリアビンというプログラムで、楽しめた。
アンコールで、ショパンの、ノクターン13番、ワルツ5番、木枯らし、英雄ポロネーズを弾いた。

音色がきれいで、音楽が良い。また、聞いて見たいと思う秀逸な演奏だった。

最近、演奏会に行くのが嫌気がしている。客のマナーが悪いからだ。で、自由席だとまわりの人相を確認して香水のにおわない座席をさがして決める。
今日は前から6列目の左端。演奏前に携帯で撮ると、こんな風にステージが見える。

いたいた。やっぱり変な人はいるものだ。しかも隣の席に。

演奏が始まると、すぐにプログラムに、ウスバカゲロウのようなオバさんが何やら書き込み始めた。

(1)アクシデント
(2)アクシデント
 ・ 
 ・ 
 ・ 
(8)アクシデント
(9)

バッハのフランス組曲はジーグまで弾き終えていた。
良い演奏で、破綻もなく、上質なエスプリは感じたが小さなミスなど全く無かった。ピアノを学ぶ人は必ず弾く曲で、誰もが隅ずみまで知り尽くしている曲の、何がアクシデントだったのだろう。

ベートーヴェンの「告別ソナタ」も上出来だった。いくつか、楽器が、強い照明で状態が変化するのか、弾き手の要求どおりの微妙なニュアンスに応えられず鳴り切らなかったところがあったようだが、オバさんにはわからなかったようだ。

全く寒心するね。こんなに良い演奏を悪意で聴くのかね。ご苦労様。
この隣のオバさんの魂の飢えとは、何なんだろう。

スクリアビンも上手かった。20歳そこそこでこんなに良い音楽を持っている彼に乾杯。
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# by coppoumon | 2006-02-11 22:21 | 聴いた | Comments(0)
2006年 02月 10日

梅がさいた


いつもと比べて、6週間ほど遅く、やっとのことで、隣の公園の梅が三つだけ花をつけた。

朝の光は、春を示唆しているけれど、風があるので、鳥も鳴かないや・・・と思っていたら今朝はやく、何か鳴いた。

ヒヨだ。

なんや、こいつら元気やなあ。ヒヨばっかりが鳴くんか。

また畑荒らしに行くんやなあ。賢いからなあ。ブロッコリー台無しやろなあ。

ついでに、烏まで鳴き始めた。カーテン越しに日差しは明るい。

さっと、カーテンを開けると、お向かいの屋根は霜が下りたように真っ白だった。

外は零下二度。
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# by coppoumon | 2006-02-10 19:42 | Comments(5)